はてなは、Googleが主催するAdvanced Hosting Meetupプログラムに参加しています。本プログラムは、健全なウェブのエコシステム構築を目指すもので、ホスティングサービスを運営する他の企業と共同で、スパムサイト対策に取り組んでいます。
本プログラムについて、前回の報告から1年が経過しました。この間、参加メンバーも増え、スパムサイト対策にもさまざまな進展がありました。そこでこの1年間の活動と、新規参加企業についてご報告いたします。
2016年のAdvanced Hosting Meetupプログラム
昨年1年間を通して、スパム対策手法の情報交換やスパムサイト情報の相互共有にとどまらず、共同でスパム手法の分析やスパムサイト対策を実施するなど、参加メンバーの力を合わせてさまざまな対策を実施しました。その結果、それぞれのサービス単独では実現できないような成果が、それぞれのホスティングサービスや、Googleの検索結果上で確認できました。
個々の取組みについてはスパム対策の都合上、詳細をご紹介することはできませんが、参加企業が運営するブログサービス上ではスパム行為はやりにくくなっており、そして、今後も共同でのスパム対策を継続していきます。
新規参加企業のご紹介
前回の報告以降、エキサイト株式会社、ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社、LINE株式会社の3社が新たに参加されました。そこで改めて現在の参加企業をご紹介します。
※プログラム参加企業一覧 (敬称略・50 音順、カッコ内は主な提供サービス名)
- エキサイト株式会社(エキサイトブログ)
- NTTレゾナント株式会社(gooブログ)
- 株式会社サイバーエージェント(Amebaブログ、Ameba Ownd)
- シーサー株式会社(Seesaaブログ)
- GMOペパボ株式会社(JUGEM、ロリポップ!レンタルサーバー)
- ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社(So-netブログ)
- 株式会社はてな(はてなブログ、はてなダイアリー)
- ピクシブ株式会社(pixiv)
- ヤフー株式会社(Yahoo!ブログ)
- LINE株式会社(ライブドアブログ、LINE BLOG)
- 楽天株式会社(楽天ブログ、楽天市場)
Googleとプログラム参加企業は、情報を探す検索ユーザーと情報を発信するウェブマスターのどちらにとってもより良い、より健全なウェブエコシステムの維持、発展を目指して、Advanced Hosting Meetup プログラムを2017年も継続して実施していきます。
詳細は、Googleウェブマスター向け公式ブログの記事をご覧ください。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: Advanced Hosting Meetup プログラム、その後の経過報告と新規参加企業のお知らせ