はてなブログ開発ブログ

はてなブログからの公式のお知らせを発信します。

新機能「はてなブログ タグ」をリリースしました

いつもはてなブログをご利用いただきありがとうございます。

2019年6月に予告しておりました機能「はてなブログ タグ」を本日リリースいたしました。
はてなブログ タグ - 言葉でつながるネットの話題

「はてなブログ タグ」とは?

「はてなブログ タグ」は、幅広いジャンルの“言葉”の意味や、その“言葉”にまつわるネット上の意見に出会うことができる機能です。現在、以下の3つの軸で機能の開発・改善を進めています。

意味を知る


ネットスラングから専門用語まで、多くの言葉の意味を知ることができます。例えば、「溶鉱炉に沈んでいくシーン」などネット上でネタとなったフレーズや、「ノーサイドの精神」のように時事的に話題となっている言葉など、幅広いジャンルをカバーしています。*1

意見や感想を知る


タグに関連する「ブロガーの意見」や「ネットで話題の記事」を読むことができます。例えば「ハロー!プロジェクト」で同じ趣味・興味を持つブロガーを見つけたり、「ホアキン・フェニックス」のような話題の映画に関連する言葉でニュースや感想を追ったりできます。

同じテーマの記事とつながる


今後、「はてなブログの記事に任意のタグをつける」機能の提供も予定しています*2。同じテーマの記事を見つけたり、自分の書いた記事を読んでもらったり、ブログの書き手同士で共通の話題について盛り上がることが、より簡単になります。自然発生する投稿テーマ(例えば、「カバンの中身」「今期アニメのレビュー」など)もサポートできると考えています。

今後の開発について

「はてなブログの記事に任意のタグをつける」機能以外にも、よりブログや記事でのつながりを通じてユーザー様に楽しく使っていただけるよう、ブログ記事のピックアップアルゴリズムやデザインの改善などを引き続き行っていく予定です。

お詫び

「はてなブログ タグ」機能のリリースは2019年夏ごろを予定していると発表しておりましたが、リリースが遅れまして申し訳ございませんでした。

これからもはてなブログと「はてなブログ タグ」をどうぞよろしくお願いします。

*1: 現時点では、はてなキーワードで過去に共同編集されたキーワードと説明文を掲載しています。新規のタグや説明文については今後のリリースで追加予定です

*2:現在開発中です。今回のリリースには含まれていません。

アイキャッチ画像がない記事をシェアした際、ブログタイトルや本文などから画像を自動生成するようにしました

はてなブログでは、アイキャッチ画像の設定がない記事をTwitterやFacebookなどのソーシャルメディアでシェアする際に、ブログタイトル・記事タイトル・記事の概要などから画像(シェア画像)を自動で生成するようにしました。これによって記事の内容がソーシャルメディア上で伝わりやすくなり、より多くの方に閲覧されることが期待できます。どうぞご利用ください。

Twitterでシェアした場合のイメージ

シェア画像が自動で生成される対象の記事

ソーシャルメディア上のシェア画像が自動で生成されるのは、ブログの公開設定が「すべての人に公開」で、アイキャッチ画像が設定されていない記事です。

ブログの公開範囲について

公開範囲が「すべての人に公開」のブログで、アイキャッチ画像の設定がない記事をソーシャルメディアでシェアした場合に、シェア画像を自動で生成します。

公開範囲を限定したブログの記事をシェアした場合は、画像は表示されません。

アイキャッチ画像の設定について

ソーシャルメディア上で表示される記事のアイキャッチ画像は、記事本文内に画像がある場合には、1枚目の画像が自動的に指定されます。また、編集画面の編集サイドバーにある編集オプション「アイキャッチ画像」で記事中の画像から選んで指定することもできます。

このアイキャッチ画像が指定されていない場合に、シェア画像が自動生成されます。

シェア画像に表示される内容

シェア画像には、以下の内容を掲載します。画像に掲載される文字の分量は、それぞれの長さによって変わります。

  • ブログタイトル
  • 記事タイトル
  • 記事の概要(設定していない場合は、記事本文)

シェア画像が表示される場所

シェア画像は、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアでのみ表示されます。

ブログのトップページ、記事一覧ページ、各種記事モジュールのサムネイルやブログカードなどには表示されません。

シェア画像の自動生成を無効にするには

シェア画像の自動生成は、デフォルトでは「有効」となっています。無効にする場合は、詳細設定ページから変更してください。

本機能を無効にした状態で記事をシェアした場合は、はてなブログでのデフォルトのアイキャッチ画像が表示されます。

 シェア画像の自動生成を無効にした状態
シェア画像の自動生成を無効にした状態

シェア画像が更新されない場合は

自動生成を無効にした場合や過去の記事を編集した際に、ソーシャルメディアで見えるシェア画像が変わらないことがあります。

これは各ソーシャルメディアの開発者ツールを使うことで解決できます。はてなブログ ヘルプ「アイキャッチ画像がソーシャルメディア上で反映されない場合は」をご確認ください。

編集サイドバーの「アイキャッチ画像」を改善しました

また、編集サイドバーの「アイキャッチ画像」で表示されるのサムネイル画像のサイズを大きく表示するようにして、画像を選びやすくしました。

 編集サイドバーの「アイキャッチ画像」
編集サイドバーの「アイキャッチ画像」

【予告】新機能「はてなブログ タグ」をリリースします

はてなブログでは、新機能「はてなブログ タグ」をリリースする予定です。今回はその予告として、機能の概要とリリースに至る背景をお伝えいたします。

リリース時期は2019年夏ごろを予定しておりますが、開発の状況によって変更する可能性があります。

はてなブログ タグで、できるようになること

はてなブログ タグでは、はてなキーワードの本文データ、はてなブログ・はてなブックマークのコンテンツを活用し、ある言葉についてネット上の意見や感想を知ることができます。

はてなブログをご利用の方も、そうでない方も、言葉の意味やネット上の意見を同時にチェックできるようになり、自分の興味のある記事を探しやすくなります。

リリースにあたって

はてなブログ タグは、はてなブログの記事をより多くの方に届け、はてなキーワードをより気軽にご利用いただくための新しい機能です。

はてなブログのコンテンツを、多くの方に届けるために

はてなブログには、数多くの良質な記事が日々投稿されています。しかし、そのような記事に出会う方法がまだあまり多くありません。これまで複数回行った利用者アンケートやヒアリング調査でも、知らないブログや記事に出会う仕組み、同じようなテーマについて読んだり書ける仕組みを望む声をいただいておりました。

そのような背景と開発チームでの議論を経て、はてなでは、はてなブロガーによる素晴らしい記事が、そのテーマを求める多くのユーザーに読まれることが、はてなブログにとっても、ブロガー自身にとっても、読者にとっても重要だと改めて考えました。それを実現するために、今回「はてなブログ タグ」を開発しています。

「ある言葉についてインターネットでの意見や感想を読みたい」「同じテーマのブログ記事を見つけたい」という方や、「盛り上がっているタグに我こそはと参加したい」という方など、読者とブロガーにとって魅力的なプラットフォームとなるよう開発を進めてまいります。

はてなキーワードを、時代背景にあわせ、より気軽にご利用いただくために

はてなキーワードは、2018年8月のはてなダイアリー終了のお知らせより改修する旨をお伝えしておりました。

はてなダイアリーを現在お使いの方、はてなのサービスに最近は触ってないよという方、あるいはこれからはてなブログを使う方々にも、新しい価値を提供していければと思います。その第一歩として、「はてなキーワード」の改修を計画しています。

2019年春「はてなダイアリー」終了のお知らせと「はてなブログ」への移行のお願い - はてなダイアリー日記

サービス開始当初の2000年代は、新語やインターネット用語についてリアルタイムの情報を共有できることに価値があり、多くの方にご利用いただいていました。15年以上経過した現在は、新しい言葉を検索エンジンで調べることは容易になり、オンライン辞書などの情報源も充実しています。

さらに近年では、インターネット上の情報に対し、健全性や安全性、情報の信頼性といった質がより高いレベルで求められるようになっています。しかし、共同編集によりそれを担保することは難しく、編集合戦などの問題もあり、編集に参加する方は年々減少傾向となっていました。

このような背景から「ブログ記事から自動リンクされるWiki形式の共同編集辞書」としてのはてなキーワードは、一定の役割を終えたと判断し、説明文の共同編集機能および編集履歴の公開は、今回のリリースをもって一旦終了します。

今後、キーワードの説明文と類似した機能として、タグの本文を編集できるようにすることを予定していますが、編集方法やルールについては未定です。タグをリリース後、利用状況を参考にあらためて検討します。当面の間、タグの本文には現状のはてなキーワード説明文を表示する予定です。

今後の開発予定

以下は計画段階のもので、内容やリリース時期は変更になる場合があります。

  • 2019年夏ごろ
    • タグページのリリース
  • 2019年秋ごろ
    • はてなブログ記事に、任意のタグがつけられるようにします
    • 新しいタグを作れるようにします
  • リリース時期未定
    • タグの本文を編集できるようにします

はてなキーワードをご利用だった方も、はてなブログをご利用の方も、「はてなブログ タグ」をお楽しみにお待ちください。引き続き、はてなブログをどうぞよろしくお願いいたします。

店舗とレストラン情報の構造化データに対応しました(SEOに関する寄稿あり)

はてなブログでは、グルメ情報サイトぐるなびのデータと連動し、「構造化データ」に対応しました。レストランの情報を分かりやすく表現でき、読者や検索エンジンに対して記事の内容を正確に伝えられます。旅先で食べたご当地グルメ、行きつけの美味しいお店のレポートなど、グルメ記事を書かれる方におすすめの新機能です。どうぞご利用ください。

本稿では、SEO専門家の辻正浩さんにご協力いただき「構造化データの効果や使い方」についてご紹介いたします。SEOに興味のあるブログ運営者の方には役に立つ内容となっています。記事の後半では、はてなブログでの構造化データの使い方をご紹介します。合わせてお読みください。

本稿の構成

【寄稿】はてなブログならグルメ記事がSEOに有利! 構造化データのご紹介

本パートでは、はてなブログの記事を「構造化データ」に対応する意義について、SEO専門家の辻正浩(id:t-w-o)さんに解説いただきました。

検索エンジンは「意図に合う情報」を表示する領域へ

検索エンジン、特にGoogleは進化を続けています。

例えば「ビュッフェ」と検索すると、少し前までは「ビュッフェとは?」といったビュッフェの語源などを示すページが主に表示されていました。しかし現在は、検索された場所に近い「食べ放題」のお店がわかるページが表示されています。「ビュッフェ」という単語を使っていなくても「食べ放題」や「バイキング」について書かれたページが表示されるのです。ビュッフェが食べ放題、バイキングなどとほぼ同じ「意味」を持つこと、そしてそのページの情報がどの場所について書かれているかを認識して検索結果が作られています。

現在の検索エンジン、特にGoogleは「検索されたキーワードを含むページ」を探すのではなく「検索された意図に合う情報」を提示する検索エンジンになりつつあります(※これはGoogleのみで他の検索エンジンの多くの日本語の検索結果ではまだその領域に達していないようです)。そのため、検索エンジンに評価されるには、情報の「意味」を検索エンジンに伝わりやすくすることが効果的となります。

単に「丸の内で美味しいスープカレーを食べた」とだけ書いても、それが「東京都の丸の内」か「名古屋市の丸の内」かを理解できずに検索エンジンが混乱することがあります。「川内のカフェ」とだけ書いても、それが仙台市の川内(かわうち)なのか、鹿児島の川内(せんだい)駅のことか、川内(やせん)のことかは検索エンジンには理解できません。このようなトラブルがなく、記事の意味が検索エンジンに伝わるようにできれば、記事はより検索エンジンから正しい文脈で取り扱われるようになって、より多くの人に伝わるようになります。

記事の意味を伝える「構造化データ」

さて、それではブログの記事に書かれていることの「意味」を検索エンジンに伝えるにはどうすれば良いでしょうか? 現在のGoogleでしたら、誰が読んでもわかりやすいように整理して記事にまとめることが第一です。それだけで大抵は検索エンジンに意味も伝わります。ただし、文章の書き方や癖にもよりますし、いくつかの情報の領域、例えば上で挙げました地名などではうまく認識されないことがまだまだあります。そうした場合に非常に有効な方法があります。それが構造化データです。

構造化データとは、例えばこういうものです。

<span itemprop="addressLocality">夕張</span>

「夕張」をaddressLocalityとして記述することで、市区町村だと指定しています。これで「夕張」が地名であって人名・艦名等ではないということを示します。このような、文字だけではわからない意味などを宣言する書式がWeb上での決まりとして定まっているのです。

構造化データの使用をGoogleは公式に推奨しています。位置情報やレシピ、レビューなどを構造化データで記載した場合には、検索結果でリッチに表示されることがある*1と説明していますし、可能な限り多くの構造化データを利用すべき*2とも言及しています。

構造化データを正しく使えば、より検索エンジンに正しく情報が伝わり検索する人に役立ちやすくなる。つまり検索でも有利に働くということが公式に認められているのです。

構造化データを正しく使う

このSEOにも強くなる構造化データですが、グルメ情報でも構造化データが定まっています。店舗などで使うLocalBusiness*3や、レストランで使うRestaurant*4です。ブログでグルメ情報を書く場合は、この構造化データを使うことが望ましいため、上記のリンク先の説明の通りにHTMLを記述すれば良いのですが、それは必ずしも簡単なものではありません。

構造化データは適切かつ正確な情報を含める必要があります。1文字を間違えるだけで認識されないこともありますし、誤ってスペースを一つ加えるだけでもうまくいかないことがあります。またドキュメントは英語のみです。これらのことはプログラミングに慣れている人には当然かもしれませんが、一般的なブログを書かれる方にとっては容易ではないでしょう。このような仕様になっていますので仕方がありません。ブログなどで記事を書かれる方はドキュメントを確認された上で注意して記述していただくしかありません。しかし、はてなブログでは少しでも簡単に構造化データを追加できないか検討してまいりました。そこで、株式会社ぐるなび様よりデータ提供を受けまして、簡単に構造化データを追加できるようにいたしました。

今後、下記で説明しております新機能を利用して記事を書かれた場合、適切な形で構造化データを含むようになり、検索エンジンにも正しい情報が伝わりやすくなりました。Googleも推奨する構造化データをぜひご利用ください。


はてなブログで構造化データを使うには

店舗・レストラン情報

店舗を示すLocalBusiness、レストランを示すRestaurantの構造化データに対応するには、以下のステップで「ぐるなびカード」をご利用ください。

  1. ぐるなびにアクセスして、紹介したい店舗のページを開きます。
  2. 店舗ページのURLをコピーして、はてなブログの記事編集画面(PC版)に貼り付けます。
  3. 「リンクを挿入」ウィンドウが開き、「埋め込み」「タイトル」「URL」といった貼り付ける形式がプレビューできます。
  4. 「埋め込み」をクリックして選択し、次のようなブログカードを貼り付けます。

r.gnavi.co.jp

このように、ぐるなびのレストランページのURLをリンク挿入で貼り付けるだけで、お店の名前や住所などの情報をブログカード形式にまとめて掲載すると同時に、LocalBusinessとRestaurantに対応した構造化データを付与できます。

パンくずリスト

はてなブログでは、ぐるなびカード以外にも「パンくずリスト(breadcrumb)」の表示で構造化データに対応しています。

パンくずリストは、読者に対して「今どのページを見ているか」を分かりやすく示し、構造化データによって検索エンジンがサイト構造を正確に理解する手助けにもなります。デザイン設定の「記事」メニューから表示・非表示を設定できるので、この機会に設定を見直すことをお勧めします。

関連情報

記事のカテゴリーを「パンくずリスト」として表示できるようにしました

はてなブログでは、記事を求めるより多くの人に届くよう、今後もSEOに関係した機能改善を予定しております。ご期待ください。

ブログのトップページの先頭に、記事を固定できるようにしました

はてなブログでは、ブログのトップページで常に表示させたい記事を固定できるようにしました。読者にまず読んでほしい自己紹介や告知したいことなど、最初のページ(先頭)に載せておきたい情報を、投稿日時によらずいつでも表示させることができます。どうぞご利用ください。

過去に書いた自己紹介記事をトップページの先頭に表示できる

トップページの先頭に記事を固定する方法

記事の管理画面(PC版)の「記事タイトル」一覧から、先頭に固定させたい記事を選びます。「編集」ボタンを押すとメニューが展開されるので、「トップページの先頭に表示する」を選択します。すでに先頭で表示されている記事がある場合は上書きされます。

固定した記事は、記事の管理画面にある「トップページの先頭に表示」という枠で確認できます。「表示をやめる」を選択すると、先頭での表示を解除できます。先頭で表示している記事を削除したり、下書きに戻したりした場合は、自動的に表示が解除されます。

はてなが提供するドメインのブログで、HTTPSで配信できる仕組みの提供を開始しました(追記あり)

【2021/08/31 追記】
2021年8月31日にすべてのはてなブログのHTTPS化が完了いたしました。


はてなブログでは2018年2月22日から、ブログをHTTPSで配信できる仕組みを、はてなが提供する5つのドメインで順次提供します。公開時点では、一部のブログでのみご利用いただけます。対象となるブログの範囲は順次拡大していく予定です。

ブログをHTTPS配信に設定する際は、以下の仕様と注意事項をご理解いただいた上でご利用ください。なお、今後新たに開設されるブログについては、全てHTTPSで配信されます。

※ 独自ドメインではてなブログを運用されている方へのHTTPS配信設定は、今後対応予定です。今しばらくお待ちください。

HTTPS配信を利用できるブログ

今回、HTTPS配信をご利用いただけるのは、はてなが提供するドメインを設定しているブログです。はてなブログが提供するドメインは、ブログ開設時に選択できるhatenablog.comhatenablog.jphateblo.jphatenadiary.comhatenadiary.jpの5つです。

HTTPからHTTPSへ移行する際の負荷分散のため、まずは一部のブログにのみ適用します。今後、数週間以内をめどに、対象となっている全てのブログで順次ご利用いただける予定です。実際の移行状況や負荷によってはスケジュールを変更する場合がありますので、ご了承ください。

HTTPS配信設定を利用できるか確認するには

ダッシュボードから設定画面にアクセスしてご確認ください。ご利用いただける場合は、「HTTPS配信が利用いただけます」というメッセージが表示されます。なお、提供開始日時に関するお問い合わせにはお答えいたしかねますので、ご了承ください。

ご利用いただける場合 まだご利用いただけない場合

新しくブログを開設する場合

2018年2月22日以降に新しく開設されたブログは、最初からHTTPSで配信されます。

※ 2018年2月22日以降に新規開設したブログ、および既存のブログでHTTPS配信を選択しているブログでも、後から独自ドメインを設定した場合は、HTTPでの配信になります(2018年2月22日現在)

HTTPS配信への設定方法と仕様

ブログをHTTPS配信に設定する際は、以下をご理解いただいた上でご利用ください。

設定方法

ダッシュボードから設定画面にアクセスします。まだHTTPS配信を設定していない場合は、「HTTPS配信の状況」で「無効」と表示されます。ヘルプを確認し、仕様をご確認いただいた上で「変更する」を選択してください。

はてなスター・はてなブックマークの移行について

HTTPS配信に設定すると、ブログに付けられているはてなスターおよびはてなブックマークも、自動的にHTTPSのURLに変更されます。はてなブックマーク数によっては、移行完了までに時間がかかることがあります。

デザインテーマについて

デザインテーマのうち、はてなブログの提供する公式テーマは、混在コンテンツ(Mixed Content)が起きないよう修正を完了しています。それ以外のテーマをご利用の方、ご自身でカスタマイズしている方は、以下の方法でご確認ください。デザインテーマで、混在コンテンツが発生すると、表示が大きく崩れることがあるのでご注意ください。

編集サイドバーの混在コンテンツ(Mixed Content)対応について

HTTPSのページを閲覧するときに、ページ内にHTTPの画像やJavaScriptがある場合は、混在コンテンツ(Mixed Content)と該当箇所をWebブラウザがブロックするため、表示されません。

過去記事で、記事編集画面の編集サイドバーにある各種の貼り付け(商品紹介、動画や画像貼り付けなど)を行ったものについては、ごく一部にHTTPS未対応のものがあります。大変お手数ですが、ご自身で記事を再度編集してご対応いただくようお願いいたします。新規記事で、編集サイドバーから貼り付けたものは、以下を除きHTTPSで展開します。

楽天商品紹介

楽天商品紹介を利用すると、画像がHTTPで展開されることを確認しています。追って対応を進める予定です。

過去記事および、編集サイドバーを利用せずご自身で貼り付けたコンテンツについては、以下の方法でご確認ください。

混在コンテンツ(Mixed Content)の確認方法

ブラウザの「開発者ツール」を利用すると、次のように「Mixed Content」エラーが確認できます。

Mixed Contentエラーは開発者ツールなどで確認できます

混在コンテンツは、HTTPSで配信されるWebページに、次のようなHTTPのコンテンツimg要素の画像や、JavaScript、CSS、iframeなど)が貼り付けられていることで発生します。

<img src="http://...">

@import url('http://...' .....

<script src="http://..." ...>

はてなブログにおいてHTTPS配信の利用を検討される方は、記事やサイドバーなどにご自身で配置・掲載した外部サイトの画像や、広告・ブログパーツなどが、下記のようにHTTPShttps://であることをご確認ください。

<img src="https://...">

@import url('https://...' .....

<script src="https://..." ...>

注意事項

※ 一度、HTTPからHTTPSに変更したブログを元に戻すことはできません。
※ 2018年2月22日現在、はてなが提供するドメインのブログに独自ドメインを設定した場合は、HTTPS配信に変更した後でもHTTPで配信されます。
※ はてなが提供するドメインを独自ドメインに設定した後、何らかの理由で独自ドメインが無効になり、はてなが提供するドメインに戻った場合は、ブログがHTTPS配信に変更されます。この場合、ユーザーがHTTPS配信への変更を設定していなくても、強制的にHTTPS配信に切り替わります。

今後の予定

独自ドメインではてなブログを運用されている方へのHTTPS配信設定は、引き続き実装を進めております。当初お伝えしたスケジュールからお待ちいただいておりますが、安全性を考慮した上での慎重な段階的リリースとなることをご理解いただければ幸いです。

追記

[2018/2/27]TeX記法で書かれた数式のimgタグを修正しました

TeX記法を利用した際、imgタグで埋め込まれる画像がHTTPで展開されていましたが、HTTPSで展開するように修正しました。過去の記事については、再度更新をするとHTTPSで展開されます。ご報告いただいたユーザーの皆さま、ありがとうございました。

[2018/4/17]はてなが提供しているドメインを使用した全てのブログが、HTTPSで配信できるようになりました(独自ドメインについてのお知らせあり)

staff.hatenablog.com

[2021/8/31]2021年8月31日にすべてのはてなブログのHTTPS化が完了いたしました。

staff.hatenablog.com


画像を貼り付ける際に、キャプション(説明文)を付けられるようにしました

はてなブログでは、記事編集画面(PC版)の編集サイドバーにある「写真を投稿」タブから写真を貼り付ける際に、キャプション(写真の内容を説明する文章)を付けられるようにしました。旅先での風景や、料理の工程などで何の写真なのかを説明したいときに、簡単な手順で挿入できます。どうぞご利用ください。

次のように写真の下にキャプションを表示できます。

これはエイの写真です(ここがキャプションです)

キャプションを付けるには

編集サイドバーにある「写真を投稿」タブから写真を貼り付ける際、「貼り付け時に詳細を設定する」にチェックが入っている状態で「選択した写真を貼り付け」をクリックします。「写真の詳細設定」ウィンドウが開くので、キャプションを入力して、「記事編集画面に貼り付ける」をクリックしてください。

編集サイドバーから簡単にキャプションを入れられます

※キャプションを入力する際に、改行することはできません。また、HTMLタグなども入力できません。

複数枚まとめて貼り付けた画像のキャプション

画像を複数枚まとめて貼り付ける場合は、一番下の画像の下にキャプションを表示します。先日リリースした「横並び」を利用したときには、画像ごとではなく、次のように並んだ画像全体のキャプションを中央に表示します。

横並びでキャプションを付けた場合のイメージ

キャプションや横並びを使用して「写真を投稿」する際の注意点

編集サイドバーの「写真を投稿」では、キャプションや横並びの機能を追加したことにより使い勝手がこれまでと変わっているところがあります。次の点に注意してください。

  • 編集モードが「見たまま」のとき、「見たまま編集」タブでは、キャプションや横並び順を再編集できません
  • 「貼り付け時に詳細を設定する」にはデフォルトでチェックが入っています。いったんオフにすると、以降は必要があってチェックを入れるまで、外れた状態になります
  • 写真のキャプションや横並びは、「選択した写真を貼り付け」ボタンをクリックするときに有効です。写真をダブルクリックしたときには、従来通りクリックした写真が単独で貼り付けられます
  • 「+写真を投稿」ボタンを押したり、編集画面にドラッグ&ドロップして新規に画像を投稿する際には、従来通りそのまま画像が編集画面に貼り付けられます。キャプションや横並びを指定するには、いったん画像を記事編集画面から削除して、編集サイドバーから選択し直してください